
甲府駅近く音響式信号機のある交差点
街中の交差点で信号が青になったとき横断しているときに聞こえてくる音を出す装置が音響式信号機です。
ピヨピヨ、カッコウというような擬音タイプのものと、メロディータイプのものとあるようです。視覚障害の人が安全に道路を横断できるように設置されたものです。横断元と横断先の2方向から音を出してその音を頼りに安全に横断できるということです。
誘導音の鳴動の方式としては、
*双方向同じ音を同時に鳴らす「同種同時方式」
*同じ音を交互に鳴らす「同種鳴き交わし方式」
*異なる音を交互に鳴らす「異種鳴き交わし方式」
の三種がある。

音響式信号機
これらどのタイプのものがベストかということは現在模索中ということですが、
「警察庁は平成15年から擬音式の異種鳴き交わし方式の整備を進めています。」
さらに青延長押しボタンつき信号機の操作パネルを設置検討しているところです。
「「押ボタン箱」と呼び、平成28年4月から新たに設置、または更新する場所に整備します。」
また、この信号機は障害者用のインフラをセットしていなければ意味がないということもいえます。
歩道の点字ブロックやその誘導先の施設、乗り物も当然障害者対応でなければいけない。
[参照]警視庁東京都
問題点はいくつかあります。
*近隣の住民への音への配慮—>音を鳴らす時間帯は?
*周りの騒音で音が聞き分けられない
*設置にかかるコスト
*大都市またはその周辺に限られる
など
[参考]日本盲人連合会